
20代から貯金なんて意味あるの?
自由な独身を楽しまない人生つまらない。
そんな考えもあると思います。
ただ20代から貯金しておくと、将来の生活にどんなメリットがあるのか紹介します。
浪費人・節約人の支出レベル
25歳 毎月手取り20万円とし、「浪費が激しい人」と「コツコツ貯金の節約人」をイメージしたケースで比較してみたいと思います。
浪費人
あればあるだけ使う。30歳になっても貯金はほぼ無い。
家賃 7万
光熱費 0.5万
食費 2万
通信費 1万
交際費 3万
衣料費 2万
車両費 3万
その他 0.5万
貯金 1万
月20万円から1万円だけ貯金し、残りは使い切るとこんな感じでしょうか。
スマホはドコモなどの大容量プラン。
飲み会は週1,2回+週末おでかけ。
贅沢とは言わなけれど、まぁまぁ遊びにいくので貯まらない。
車が無ければ3万円残りますが、浪費癖がある人はあればあるだけ使うので、結局貯金も増えずと言った所。
月1万でもしないよりマシですが、1年で12万しか貯まりません。
節約人
月6万貯金し、30歳で貯金500~1000万円
家賃 6万
光熱費 0.5万
食費 2万
通信費 0.3万
交際費 1.5万
衣料費 1万
車両費 2万
その他 0.5万
貯金 6.2万
通信は楽天などの格安simを使う。
服もセレクトショップ中心からユニクロなども混ぜる、または購入数を減らすなど、全体的に少し抑えるだけで浪費人と比較し6.2万円も貯めることができます。
6倍以上ですよ。
仮に毎月貯めていくと、1年で74.4万円。
もちろん友人の誘いを断りまくったり、欲しい物を我慢し続けるのには賛成できませんが、お金を使う時には「本当に必要な物か」「もっと安くできないか」一度立ち止まって考えてみると良いと思います。
20代から貯金するメリット
では20代で貯金を始めると、将来どんなことが考えられるのか。
突然の出費にも慌てない
ホントかウソか。
金融広報中央委員会の2019年調べによると、20代の約5割は貯蓄0とされています。
日々の生活の中で、病気やケガ・冠婚葬祭・スマホが壊れるなど突発的にお金が必要になる場合があります。
そんな時に貯金がないと、どうすることも出来なくなってしまいます。
実家暮らしならまだしも、一人暮らしなら大事な物を売るしかないかもしれません。
お金に対する知識がつく
貯金を続けて例えば100万円とキリの良いところまで来ると「この100万円を下回りたくない。」という感情が湧いてきます。
財布の1万円札を崩したくない心理ありますよね。
また、ある程度貯まってくると「もっと貯めるにはどうしたら良いか」と欲が出てきます。
そうなると「お金を増やす」または「お金を節約する」方法を調べたくなります。
どちらも簡単に情報を手に入れられるので、どんどん知識が増えていきます。
大きな決断の妨げにならない
日本人の初婚年齢は30歳前後が多くなっています。
結婚するにあたり、結婚式や新婚旅行をどうするか?
ゼクシィによると関連費用として平均461万円かかると言われています。

嫁さんとの話し合いにより、「結納式はしない」「婚約指輪はいらない」など全てを行なわなくても良いと思いますが、それでも200~300万円は覚悟したほうが良いでしょう。
また、結婚後も出産やマイホームなどでお金はかかります。
特にマイホーム購入には住宅ローンを組む人が多いと思いますが、頭金としてやはり数百万円は準備しておきたい所です。
不労所得を得られる
銀行に預けるだけでは金利も低いので、ほとんど増えることはありません。
ただ、まとまったお金があると、金融資産を保有することができます。
いわゆる株や投資信託と呼ばれるものです。
たとえば、投資信託を毎月3万円で10年間積み立てると、10年間で360万円支払うことになります。
これを運用3%で続けると、約59万円のリターンを得られ、総額419万円となります。

他にも株を保有することで配当金が貰えるので、何もせずに資産が増えていきます。
もちろん金融資産は元本割れのリスクがあるので、自己判断となりますが、少しでも資産を増やすためには必要な手段だと思います。
貯金のデメリット
正直あまりないと思うけど、あえて挙げるなら「趣味=貯金」になってしまうこと。
欲しい物・行きたい所・資格取得などを全て我慢しては、毎日何のために働いているのか分からなくなってしまいます。
自分の収入を考慮して、適度に遊び、貯金することが、豊かな生活につながって行くものと思います。
30代での暮らしに向けて
20代から少しでも貯金癖を付けることで、大きなイベントでも慌てることなく対応できます。
特に固定費を抑えることが貯金への第1歩になるので、しっかり見直しをしていきたいですね。
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