ホワイトハウスコックスは、イギリスのレザーブランド。
1993年に主力である不朽の名作、3つ折り財布が誕生したとされている。
今回はこの3つ折り財布を約5年使ってみたので使い勝手とかエイジングを紹介します。
3つ折り財布の種類
3つ折り財布は同じ形でも、ブライドルレザー・ホースハイド・カーフといくつか革の種類がある。
僕が今使っているのは、当時なんとなく買い替えようと3つ折りの予算3万位を条件に、下調べもせず伊勢丹で買ったもの。
ホースハイドと呼ばれる馬革を使用したもので、しなやかな手触りとマットな光沢感が特徴。

ブライドルレザーの様に固くピカッと光沢感があるものとは違ってしっとり。
やはり革なので爪を立てれば傷が付くけど、ちょっと指で擦れば目立たなくなる感じ。
結構雑な扱いをしているけれど、財布はそれ位の方が気を使わなくていいね。
カラーバリエーションも豊富で、僕が使っているブラウンやブラックの他、ネイビー・レッド・キャメル・パープルなど、革の種類によるけど選択肢が多い!
S7660 は使い勝手もいい
カード・小銭は出しやすい
見開きで5枚のカードと小銭入れ。

1ポケットにカードを何枚も突っ込むと革が伸びて緩くなってしまうので注意。
これはホワイトハウスコックスに限った事ではなく、革なので仕方ない。
カードは他にも2ヶ所入れられるが、小銭を出す時の向きで落下する可能性もあるので、全部は使っていない。
そもそもカード類は減らしたいので、小銭入れの裏に入れてる6 枚位で十分。

また小銭入れの容量もちょうど良く設計されている。
1つ残念なところは、札入れが深い。
そこが大きめの物も入る良いところなのかもしれないが、札やレシートを入れる際に、すでに入っている札に引っかかりやすい。

ちなみに小型の3つ折りもあるので、それなら引っ掛かりは少なそう。
(その分カード入れが縮小)
エイジング(経年変化)
革製品が好きなくせに、正直なところ5年間クリーム塗ったりなんて手入れは全くしていません(汗)
しかし意外にも状態がいい!
だから特に手入れの必要性を感じなくて(言い訳)
元々いい革を使っているのだろうか。
手が油っぽいのだろうか。
尻ポケットに入れることが多いので、座った時の角へのダメージは多少見られるけど、まだまだ余裕。

カードだったり、留め具の擦れる所は跡がついている。
全体的に革自体はあまりエイジングした感はないかな。
前の財布も3つ折りで、同じような形を探してたどり着いたホワイトハウスコックス。
取扱いが多いので個性的って感じはないけれど、使いやすいおかげで5年程使っている。
手入れ(メンテナンス)をしてみる
5年使った状態を紹介したので、この流れで手入れをしてみたいと思います。
で、このホースハイドと呼ばれる革はどうやって手入れするのか。
製造元のホワイトハウスコックスのHPを見てみるとあった!
メンテナンスについて | Whitehouse Cox ホワイトハウス・コックス | Griffin International Ltd.
と思ったらブライドルレザーの場合って書いてある。
ホースハイドについては書いてないし、そもそも持っている道具も限られているので、気にせずやってみようと思う。
メンテナンスに使う道具

これだけ。
デリケートクリームは靴に使っているものだけど、これで栄養補給。
変なニオイもしないし汎用性がある。
公式HPにはレザーバームとあるが、そんな物は持ってない。
タオルはないので端切れ。
専用にタオルを買うのはもったいないので、靴磨き用にいらないTシャツをちぎったやつ。
ブラシもあれば使いたかったんだけど、靴用に使用済みのものしか無かったので今回は使わないことに。
まずは全体を水拭き
本来、革に水はNGとされるが、5年分の汚れが付いているので軽くね。
水拭きと言ってもかなり水分少な目で、革に染みない様慎重かつ大胆に。
その後すぐに乾拭きで水分をふき取る。

布が茶色くなったが、汚れと一緒に革の色も落ちた模様。
汚れはこれで落ちたかな。
続いてクリーム

さらさらっとしたクリームなので、薄く塗りこんでいく。
角のダメージを受けている部分は少し多めに。
指で塗ってもいいし、布に付けてもいいし、好きな方で。
最後に乾拭きしてフィニッシュ!
内側は色が明るいのでカードの後は消えず。

縫製がヘタっている事に気付いたが、今回はスルーで。
と言うか直す気はない。
ビフォー

アフター

あまり変わらない!
でも細かな傷は目立たなくなったし、カサカサの乾燥肌だったものがしっとり感を取り戻した感じはある。
あと何年使うかわからないが、手入れすると愛着わきますね。
もうしばらくヨロシク!
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